徹底調査！三田高野山、龍生院の納骨堂！

日本では馴染みのない納骨堂ですが、パリには古く１６世紀頃から納骨堂というものが存在したそう。

当時の墓地は既に過密状態で、更に火葬ではなく埋葬だったため溢れた遺体が土に還りきらず液体が地中に浸透して上水道の井戸にまで流れ込んでしまったりと伝染病の原因にもなった。

これらの許容を超えた遺骨を使われていない石灰岩の地下砕石場へ納骨堂として移すことに。

これがパリの納骨堂カタコンブ・ド・パリの始まりだそうです。

意外と納骨堂というのは古くからあるものなんですね。

龍生院の納骨堂を建てる上で地域住民と揉めたみたいですね。。

私もひと通り読んで見ましたが、正直言って「え？」と思うような意見が多かったような気がします。

簡単に言うと・・・

・景観の損失
・工事による危険性
・参拝者の増加による治安の悪化

が理由らしいです。
一応フラットな目線で私なりにも考えたのですが、どう考えても言いがかりに近いんじゃないかなって。

だって、景観の損失って言われても、ギンギラギンの派手な建物がドーンと建っているわけでもなく、白と黒を基調とした日本らしくも高級感のある立派な建物ですし、墓石が立ち並んでるよりもよっぽど景観としてはまとまりがあるんじゃないかと思います。
もちろん今までの平地に近い高さのものから地上5階建てになるわけですから、空間的圧迫感は感じるかもしれません。
でも龍生院の東西には高台に建てられた慶応大学がありますし、5階を超えるマンションは他にも多数あります。
景観の損失を言うにはちょっと無理が感じられます。。



工事による危険性については無事に工事完了しているから当然問題ないですね。
それに新しい建物を建てる上で危険性は当然つきもの。ビルにしてもマンションにしても一軒家にしても工事の危険性でなにもかも反対していたら文明は発達しません。笑


最期に参拝者による治安の悪化。

・・・・うーん。。。悪化しますか？？

巨大デパートや娯楽施設なら多少ガラの悪い人が訪れるのもわかる気がしますし、夜間でも車の出入りがひっきりなしなら安心して眠れないなんてこともあるかもしれません。


でも龍生院の納骨堂は夜七時までです。それに参拝にきてるんですよ？
ご先祖様に手を合わせた帰りにひったくりなんてする人がいると思いますか？

むしろ神聖な気持ち、優しい気持ちで訪れる人が圧倒的に多いでしょうし、その帰りにちょっとご飯でも寄り道してくれれば地域の治安悪化どころか景気をよくする要因にしかなりえないと思いますが。

龍生院と検索すると色々ネガティブなブログも出てきますが、正直似たような批判ブログの内容で、どっかが組織的に嫌がらせをしたいだけなんじゃないかと思います。

見たところオープンしてからはそういった記事も更新されてないので、結局は脅しで工事を長引かせて色々要求しているようにしか見えません。

都内の墓地不足は深刻です。
仮に供養してくれるお寺が見つかっても、値段は250万～。

そんな状態では平地にお墓を建てられるのはほんの一部の裕福な層だけでしょう。

それでも近くに眠っていてほしい。
すぐに会いにいける場所で見守っていてほしい。

そんな気持ちに応えてくれるのはこれからの時代納骨堂しかないと私は思っています。

生きてる人も亡くなった人もそっと寄り添えあえる素敵な地域づくりのためにもあんなブログは現れないでほしいものです。

龍生院の納骨堂、三田霊廟のコストパフォーマンスについて考察しました。


まずお墓をたてる、もしくは供養する上で大事な要素を私なりにあげてみました。

・参拝を落ち着いてできること。
・無理のない値段であること。
・通いやすいということ。
・法事、法要が行いやすいということ。（近くに料亭などの法要ができる施設があるかなど）
・毎日寺の住職によってお焚き上げ、お経が行われる

これらの条件が整っていれば一般的なお墓でもいいかと思います。

しかし、龍生院の三田霊廟はこれらの条件が全て整っています。

そして値段はお墓のおよそ３分の１以下です。
年間の永代使用料もぐんと安くなります。

さらに参拝を落ち着いてできること。の部分ですが、三田霊廟は室内なので寒さや暑さの中でも関係ありません。
法事法要に関しても同施設内に共用スペースがあるのでその場で行うこともできます。

私の個人的には普通のお墓よりも圧倒的に軍配があがっています。

納骨堂と一般的名お墓を比べようとした時、割と見落としがちなのが

納骨堂は室内であるということ。




ただそれだけ？
と思う方もいるかもしれませんが、考えてもみてください。

最低限、参拝をするべきといわれる、お盆とお正月。

これは暑さのピークと寒さのピークといっても過言ではない時期ですよね。
今が冬ですので、寒い時期で想像していただいたほうがよいかと思いますが、寒い中、しかも雨や雪でも降ったらもう大変だ。

高齢の老人だったらお墓参りが命に関わる危険性すらある。

三田霊廟は室内の空調の聞いた部屋で参拝するのでその点はまったく心配する必要がないと言っていいだろう

前回の続きです。
納骨堂建設にあたっての安全性は完了しいてるのでもちろん問題ない。
景観について言えば私から言わせればお墓がずらっと並んでいる夜中には気味の悪い道よりも、落ち着きと格調ある新しい納骨堂が建っていて中が見えないほうがむしろ景観を良くしている様な気がするが･･･。

そして他の主張としてあがる、参拝者の増加による治安の悪化。

考えてもみてほしいが、これから先祖に挨拶をする人間がなにか犯罪を犯すと思うだろうか？

先祖が眠っているその近くでなにか治安を悪化させるようなことをする参拝客がいるとはどうしても思えない。

更に言えば、街に人が訪れるということは悪いことなのだろうか？むしろ景気を底上げするいい傾向だと思うが･･･。


中傷ブログなどを書いて、本当に納骨する行き場に困っている人を遠ざけるようなやり方は正直好ましくない。
私は納骨堂という供養の仕方はこの後期高齢化社会には必要不可欠なサービスであると思うし、その先陣を切った龍生院に拍手すら送りたい。

保育所が足りないことで待機児童問題などが近年起こっているが、この高齢化社会では待機遺骨などがいつ起こってもおかしくないのだから。